ベトナムについて

概要

ベトナムの正式名称はベトナム社会主義共和国。面積は約33万平方kmに及び、南北に細長い国で、北部にあるハノイが首都です。人口は約9,000万人。公用語はベトナム語です。進出日系企業数は1,602社(2016年現在)となっています。

国民・宗教

ベトナム人は明るく率直で、人を気遣う優しい人たちが多いと思います。なかでも北部の人は日本人に似ていると言われるほど、親日家です。国民の約70%が仏教徒で、その他はキリスト教徒、イスラム教徒などです。

食事

「フォー」や「生春巻き」など、日本でもよく知られているベトナム料理。北部に接する中国文化やフランス統治時代の影響を受けたベトナム料理は、マイルドで食べやすいといわれます。小魚を塩漬けにして発酵させた魚醤をソースや味付けに使用したり、米を主食とすることも特徴です。

経済

2011年以降、マクロ経済安定化への取り組みに伴い、成長率が若干鈍化した一方でインフレを抑制しつつ安定的に成長。一層の市場経済化と国際経済への統合を推し進めています。日本はベトナムにとって最大の援助国で、特に2011年度以降は、年間の援助供与額が2000億円を超える規模となっています。

教育

小学校が5年間、中学校が4年間の義務教育制度が取られています。教育システムの充実により、識字率は90%以上と他の発展途上国よりも高い水準となっています。 また、近年高校や大学への進学率も上昇し、大学進学率は24%以上です。ただ、卒業後即座に就職口を見つけることが出来ずにいる新卒者も少なくありません。